はらもじゃぱん

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スキー場では美味いものが食べられるのか。

time 2015/03/20

坂道を板に乗って滑るという行為

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みなさんまたお会いしましたね。編集長のまいけるです。もうスキーもほぼオフシーズンに差し掛かってきました。

僕の父親は今年で60を迎えましたが、三年前にスノーボードに初挑戦をしてどハマりし、シーズンになると時間を見つけてはスノーボードに出かけて行き、メキメキと上達し、今では若い人に負けないくらいの滑りを見せています。

なんやこのオッサン…と周りからは思われてるかもしれませんが、新調した今風のやたらとかっこいいウエアを身につけてスノーボードを自由自在に扱うその姿は、とても齢60を迎えた人間には見えないわけであります。 
で、僕はと言いますと、高校時代にバレーボールで腰を痛めて以降、ほとんど運動をしなくなり、冬は圧倒的にインドアの生活を繰り返し、今に至っております。
 
僕のスキーの腕前と言いますと、小学校のとき以来行ってない状態が続いていましたし、非常にチキンな性分だったのと、高所恐怖症という、自分ではどうしようもない特性も相まって、次第に
 
「スキーとは坂道を板に乗って滑るという、実に文明からかけ離れた野蛮で危険なスポーツだ」
 
というねじ曲がった考え方に至ってしまったため、人前で一丁前に滑れるレベルにないと思います。
ゴンドラに乗せられて、上に連れて行かれてはよく泣いていましたし、怖過ぎたせいか記憶が欠落しており、よく覚えておりません。印象に残っているのは、“これがこの世の終わりなのか”と錯覚させられるほどの急な斜面に僕が一人ぽつんと座っている姿で、その姿を真上から眺めている別の自分がいるというシーンです。
よくテニス選手や、野球選手なんかは、極限の集中状態になると、遠くからプレイしている自分の姿が見える現象が起こると言いますが、あれに近い状態です。
こういうのを体外離脱とか、自己像幻視とか、いうみたいですが、あんまりネットに乗ってないのでいずれ調査したいと思います。
もっとも、僕は集中というよりは極限の恐怖であって、未だに夢で見るほどであることを考えること、いかに恐怖を感じていたのかということなのですが。
  
しかし、僕は大人になりました。
もう子供ではありません。いくら野蛮なスポーツであっても、これだけの人々が楽しんでいるわけだし、僕にも出来るはずだと考えていた矢先、父親に「スノーボードをお前もやってみないか」と誘われたのでありました。
 
それが去年の話で、初のスノーボードに出かけるわけですが、結果は惨敗。全身の筋肉痛と、転んであちこちを打ったときの痛みが治まるまで2週間はかかるというとんでもない傷を負いました。
 
そして今年。またも父親に誘われ、オフシーズン目の前にして人生2回目のスノーボードに行ってきました。結果はまたも惨敗だったわけですが、僕はスキー場の楽しみ方を一つ見出したのです。
 
「俺にはグルメがあるじゃないか!」
 
そう、僕はスノーボードは出来ないが、美味いものを探すことに関しては、情熱を傾けられるバイタリティを持っています。これが僕の強みである。
 
ということで、今回、スキー場のグルメ調査をして参りました。
 
 

スキー場で美味しいものが食べられるか

スキー場の立地条件を考えますと、雪のつもる山奥です。
ここへの資材の運搬等を考えると、山頂の山小屋ほどでないにしても、食条件が悪いことは明らかです。僕の記憶の中のスキー場もそうでした。どちらかというとフードコートレベルのものしか揃ってないイメージです。
しかし、近年ではインフラの整備や、スキー場経営が厳しくなるにつれて「付加価値をつけないとスキー場も生き残っていけない」ということもあり、その辺の改良が進んでいるのではという予想をたてて、スキー場に乗り込みました。
 
さて、今回行ったスキー場は、
志賀高原焼額山(やけびたいやま)スキー場。

www.princehotels.co.jp

変わった名前の山ですね。
場所はこの辺です。
 長野県の山奥ですね。雪質がとにかく良いらしいです。
 
こちら、あの有名な株式会社プリンスホテルの経営するスキー場で、ここの経営するスキー場であれば…と期待感も膨らみます。

このスキー場には、志賀高原プリンスホテルが、西館、南館、東館の3つから成り立っておりまして、謂わば松竹梅と言った格好でグレードごとに分かれているようです。

ちょいと見にくいですが、マップです。

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コースマップ | 志賀高原焼額山スキー場

行った当日は、オフシーズンに近いということもあってか、南館は営業してませんでした。
グレードでいうと、東館が一番グレードが高く、西館南館と続くようです。
当然美味しいものを食べるなら、東館であろうということで、東館を選択しました。
 
東館のメインダイニングルームで、ランチメニューを頂くことにしましょう。
で、入ってまずびっくりさせられます。
なんと、入り口で注文をしないと、飲食スペースに入れないという仕様になっているではありませんか。
ううむ… なんというシステム。金を払わないものは、入るべからずということか。
この仕組みのおかげで、ある程度のグレードを保っているということなのでしょうか。
たしかに、ホテルということを考えると、誰でもかれでも歓迎ということはありませんし、ドレスコードのようなものであったり、それなりの格というものが必要とされることは高級ホテルでは良くあることなので、別段不思議ではありません。むしろさすがプリンスホテルと言ったところかでしょうか。
まあ、コーヒー一杯420円とかだったと思うので、別にそこまでとは思いますが。

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はい。中はこんな感じです。天井の感じがいい感じに高級感出てますね。
 
難点を上げるとすると、この東館と南館と西館、とにかく離れて建ってるんです。
非常に不便。ホテルを移動しようとすると、車で移動しないと厳しいものがあります。
なので、ちょっと巡って食べたいものを決めようというのは至難の技。
車は一度置いたら基本的にはそのままなので、最初駐車したところでリフトに乗ってって感じです。
 
そのため、あとは降りる場所で食べる場所を選ぶといったところで、場所を変えるにはその都度リフトにに乗るとか、細い連絡コースをつたって移動しないと厳しいという、初心者殺しのスキー場になっています。
 
さあ、東館で食事しましょう!
 
値段を見ます。

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うわぁぁ。た、たけえええ。。。
びっくりしました。いやー、ちょっとびっくりなお値段だなー。
まあ、しょうがないよね。うん。スキー場価格ということで。
 
で、ここのメニューなんですが、『ステーキランチ』とか、『オマール海老がのったフェットチーネ』とかありまして、これは確かに美味そうなんですが、ステーキ食ってうめーっていうのは、面白くありません。そりゃ美味いだろうと。
 
パスタとか、カレーとか、丼。この辺が美味いことが重要です。この辺が美味いかどうかが、フードコートとの違いなのです。
 
そこで、家族に協力してもらい、
 
信州産ブナシメジ入りビーフカレー
ソースカツ丼
ホエー豚のベーコンと信州産キノコのトマトスパゲッティ
 
この3つをチョイスしました。
 
 
まず、カレーから。
見た目は最高です。器もかなり綺麗だし、むっちゃ美味そう。
お盆はご愛嬌。
いざ、実食。

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うん。うまい。けっこう美味しい。
本格的なちゃんとしたカレーです。多少のレトルト感がどうしても出てしまうものの、味付けはホテルカレーのそれ。洋食屋ではなく、ホテルのカレーです。非常に上品な味付けで、デミグラス感の強いカレーでした。ビーフもゴロッと入ってますし、信州産を謳ったきのこも実に美味しい。
少なくとも、フードコートのカレーの味ではありません。
 
お次は、ソースカツ丼。
器が何とも言えん感じですが、こちらも美味しそうな風貌です。
汁物がありがたい。
いざ、実食。

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うむ、うまい!
カツについたソースがちゃんとした上品なソースです。肉質もなかなかのもの。
肉の下にキャベツが敷いてあり、サクサク食べられます。安いソースカツ丼のような飽きる感じはまったくありません。豚汁がついてお得な感じも良い。
こちらも、フードコートで出ない味でしょう。
 
そして最後にトマトパスタ。
ご覧ください。この風貌。
まず驚いたのが具材の量です。キャベツ、えのき、エリンギ、玉ねぎ、そして太い角型のベーコン。これらの具材が本当に山盛りに入っています。
そして良く見て頂くとわかるのですが、ちゃんとトマトらしきものも見えます。
それでは実食しましょう。

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うむ!これはうまい!
イタリアンです。これはイタリアン。素材の味がしっかりと出ていますし、何よりトマトのフレッシュ感がすごい。これはちゃんとした生トマトで作ったような味がしています。
本当にうまいです。家では出せない感じのいい味に仕上がってます。ベーコンもホエー豚を謳ってますが、たしかに美味い。何よりこのキャベツが本当にいい感じ。なんか甘くてトマトソースに合うの。量も多いので、満足感があります。体力を消費するスキーヤー達には嬉しい量です。
スキー場でこんなパスタに出会えるとは驚きでした。
下界にあっても、このパスタなら食べたいかもと思わせられる出来でした。
 
 

結論

スキー場では美味いものが食べられます!
 
焼額山スキー場では、プリンスホテル東館で、トマトスパゲッティを食べよ!
あ、パスタじゃなくて、スパゲッティな!
かなりオススメです。マジで。
 
こちらのスキー場では、この他にも、店が色々あります。

レストラン | 志賀高原焼額山スキー場

価格帯は異なりますが、プリンスホテル提供のスキー場グルメ。
中々楽しめます!
さすがプリンスホテルさん。やはり一流ホテルは違いますね!
 
スキーやスノーボードが苦手な方や、初心者の方、疲れたらスキー場メシを探して楽しむのもゲレンデの楽しみ方の一つかもしれません。
もうオフシーズンに入りますが、来季行く機会があればお試しあれ。
また、志賀高原では春スキーなどもやってます。涼しいので夏場の避暑地としてもオススメです。
 
 
以上、スキー場メシバナをお届けしました。

ニッポンのゲレンデ2015 (ブルーガイド・グラフィック)

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