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ちょっと見てもらいたいもんがあるんだが。
改めまして、コンニチハ。
世の中には様々なことが起こっているわけですが、一見するとそれが大変にちっぽけに見えるものでも、実はそれが大きな意味合いをもたらすことは往々にして良くあることでしょう。
例えば、気象情報というのは、ごくわずかな不確定要素が、その先の天候状況を大きく左右させると言われていて、そのことから天候の長期的予測は不可能であるとされております。
気象学者のエドワード・ローレンツが唱えたこの説は、彼の講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』で言及されたことから、この概念のことを、『バタフライエフェクト:butterfly effect』と言います。
『バタフライエフェクト』のような現象は、至る所で起こっていると考えるべきで、実はそういった現象は街中であふれているように感じます。実際はみんなの目にはっきりと見えているのに、その現象を過小評価し、結果として我々は『バタフライエフェクト』になりえる現象を見過ごしてしまっているのではないでしょうか。
ご覧ください。例えば、この一見するとちっぽけでどうでも良さそうなドーナツのかけら。
実はこのドーナツ不確定要素だらけです。非常にちっぽけですが、大変に大きな意味を隠しもっています。このようにむしゃむしゃ食べてみると、
そうです。一見するとちっぽけなものですが、むしゃむしゃ食べたものが私の血となり肉となり、「私」というものを作っていく。一方で吸収しきれなかったものは、うんことして排出され、その排出されたうんこは水洗トイレで流され、下水道を流れていく。
今食べたドーナツのかけらが私のこの創作意欲を湧き起こさせ、その創作意欲から出てくる私のコメントが世の中に発信され、そしてそれを幾万という人々が見て共感し、人々の考え方に影響を与えていき、それが世論を形成していく。一方でうんことして流されたものは環境汚染の片棒を担ぐことになるのです。
つまり、ちっぽけなものと見せかけていたものが、実は大きな力を持っています。
一見するとこのちっぽけなドーナツ。一般的にドーナツのカロリーは375kcalと言われています。このちっぽけなドーナツを2つ食べれば、750kcalです。
ゆっくり30分ジョギングして大体145~250kcalの消費と言われているので、これは分に換算すると150分。
時間にして2時間半もジョギングをしないと、消費されません。
この撮影のときに取得した約750kcalは、やがてブドウ糖となります。消費が出来ないブドウ糖は、脂肪となって体内に貯め込まれるため、それがそのまま脂肪となって私の腹回りの肉を増加させていくことでしょうね。
ほら見てよこれ。この男は、このドーナツに、さらにメロンソーダを飲もうとしてるぞ。さらにこいつは腹回りに贅肉を蓄え、そして環境汚染の片棒を担ごうとしてるのか!
ね?やばいでしょ?このドーナツ。これがバタフライエフェクト。
とにかく、そのような現象が街中にあふれているので、よく街を観察してみましょう。実はあなたが発見できていないだけで、よーく見てみるとおかしなことが街中では起こっているのです。
ちなみに、私が街中で発見した『バタフライエフェクト』を皆さんにご紹介しましょう。

駐車場内で遊んではいけません
万一駐車場の車にキスを
つけた時は親に弁償してもらいます(管理人)
一文字消えただけで、こんなに面白い文章になるなんて。わーすごい。面白い。さいこーう。
え?こんなの全然バタフライエフェクトじゃねぇぞって?
お疲れ様でした。
「バタフライエフェクトがどういうことなのかを体感したい」そんなあなたには。
はい。実は素晴らしい映画があるため、ぜひ見てみてください。
それが映画『バタフライエフェクト』です。見たことがある人も多いとは思いますけども。
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とにかく、これを見て頂ければ、人生のその時々の些細な選択が、将来に及ぼす影響が大変に大きいことを知ることが出来るはずです。実に良く出来た映画です。
ある過去の時点に戻れるという特殊な能力を持った主人公が、その時々の選択で未来が変わってしまうことに気づき、周りの人全てが幸福な人生を送るには、どのような選択が良いのかを葛藤する様が実に秀逸な映画です。
「一寸先は闇」なんて言葉がありますが、まさにその通り。逆を言えば、「一寸先は光」かもしれません。
今自分が行き着いた環境も、その時々の選択によってもたらされたものだと考えると、感慨深いものがあります。
街中であふれている現象を良く観察すると、面白いものに出会えるかもしれませんね。
以上、まいけるがお届けしました。