ファミリーマートのスイーツ『ぷにほっぺ。』と同じ顔してみた




『ぷにほっぺ。』って知ってる?

またお会いしましたね。編集長のまいけるです。

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『ぷにほっぺ。』ってご存知でしょうか。

赤ん坊のほっぺはぷにぷにしてますよね。

僕もそうです。僕のほっぺ、昔はぷにぷにしていました。

ぷにぷに。ぷにぷに。

そりゃあ可愛いかったでしょうね。

実際、赤ん坊のほっぺのあのぷにぷにはいいもんだ。赤ん坊のほっぺを触ったことがある人は共感出来る話でしょう。

そう。人間誰しも赤ん坊の頃はほっぺがぷにぷにしているのです。そのぷにぷにを触りたいがために、赤ん坊のほっぺをつんつんぷにぷにするわけです。

しかし、現在。僕のほっぺは硬い。ごつごつしています。そして、心までも、ごつごつし、硬く、そして荒れ果てています。

とても悔しい。あの心身ともにぷにぷにだったあの時代を取り戻したい。ぷにぷにとした人生をもう一度送りたい。

人生への行き詰まりを感じていたそんな時、コンビニで見つけました。

それが『ぷにほっぺ』であります。

 

『ぷにほっぺ。』のここがすごい

『ぷにほっぺ。』。

こいつは赤ん坊ではなく、菓子です。それも洋菓子、もっと言うとコンビニスイーツであります。こいつは一見すると奇妙な顔をしておりますが、確かなぷにぷにさを実現した大変すごいお菓子なのです。こいつで僕も童心に立ち帰ることが出来るかもしれません。

ご存知ない方は今知ってください。

こいつです。

これが『ぷにほっぺ』

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すごいですね。口の形を漫画などで「3」と初めて表現した人は誰か知りませんが、偉大な発明ですね。

どうです?中々な顔をしているでしょう。こいつが中々にぷにぷにとしとるんですわ。

 

童心に帰るため、同じ顔をしてみる

ということで、童心に帰るため、同じ顔をしてみよう。私は童心に帰りたい。ただそれだなのだ。

「カット1」

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論評:構図は綺麗に撮れているが、どこか恥ずかしさを自分の中で感じており、完全に童心に立ち帰ることが出来ていない。また、ほっぺのごつごつざらざら感は否めない。

 

「カット2」

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論評:童心に帰るためにヤケクソになって演出。子供が持つ純粋さ、一生懸命さを感じられたものの、今度は構図が狂ってしまった。『ぷにほっぺ。』の顔とかけ離れた顔になった。

「カット3」

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論評:心頭滅却し、ただひたすらに童心を保つことで、非常にナチュラルに撮れた。構図も角度も完璧で、『ぷにほっぺ。』の顔を完全に再現出来ている。しかし、肝心のぷにぷに感は出せておらず、やはりごつごつざらざらしている。

 

総評:童心に立ち帰るは出来ても、あのぷにぷに感を取り戻すことは、ついぞできなかった。

 

食べましょ

じゃあ、色々と諦めがついたので、食べましょ。

中はこんな感じです。丸くて、外側が柔らかい生地で覆われております。

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こいつがとにかくぷにぷにしておるわけです。

柔らかく、少々の弾力とハリもある。まさにぷにぷに。

しかし、調子にのって押しまくると、中身が飛び出ます。

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割っていきましょう。

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クリームも弾力があり粘りが強そうに見えますが、どちらかというとかなり柔らかめのカスタードクリームです。

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いただきまーす。ぱくー

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ふむ!

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こいつは美味い。生地はもちもちとふわふわの中間くらいで、中には少しミルク感が強めのカスタードクリーム。上手に食べないとそこかしこからクリームが飛び出るため、注意が必要です。

コンビニスイーツがスイーツ業界を席巻おりますが、そのクオリティの凄さは、洋菓子部門について言えば、街のケーキ屋さんが困るレベルにまで来ていると言えるでしょう。

この『ぷにほっぺ』は少し中毒性の高いパッケージもさることながら、洋菓子界の先頭に立って引っ張れるだけの味のクオリティがあると見て良いでしょう。実にエクセレント!

 

その後、衝撃の結末。ぷにほっぺ君、散る。

そもそもこのぷにほっぺ企画、僕が個人的に童心に立ち帰るために個人的に撮影をしたもので、世に出る予定はありませんでしたが、その後、ファミリーマートで僕は衝撃を受けるのであります。それが今回ぷにほっぺ記事をリリースした理由です。

まずはこちらをご覧ください。

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顔が消えた。

これはショック。ちょっとオシャレな感じのパッケージに、明朝体で「もっちりとした食感」とか書いてるではありませんか。なんだこれは。こんなのぷにほっぺじゃない。

このデザインだと、

なんかきゃぴきゃぴしたOLが、「私ダイエット中なの」とか言ってランチをサラダだけにするくせに、かけるドレッシングはなんかオシャレさを意識したオイルまみれの脂肪分の高いやつで、ランチ後のデザートに糖分がたっぷりと含まれたかなり甘いスイーツをバクバク食って、それって全然意味ねぇじゃん!どこがダイエットなの?

・・・ってなるよくあるあのシーンで出てくるオシャレスイーツみたいなデザインじゃないか!しかもちょっと和寄りのイカしたやつだし!

こんなのでは童心に立ち帰れないじゃないか!ぷにほっぺはもっと純粋なものじゃなかったのか!?

ほら全然ぷにほっぺちゃうで!

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もうあの顔出来ませんわ!全然再現出来ませんわ!

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こんなもんなぁ!

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俺が求めてるぷにほっぺと違うんや!

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こんなもん・・・

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俺が全部食ってやる!

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食ってやる!

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跡形残らず食ってやるわ!

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みんなよく見といてね!

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こいつが裏切り者の『ぷにほっぺ。』

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こんなもん全部食ったるわ!こんなもん!あーんとな!丸飲みやで!

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ぐほっ

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『ぷにほっぺ。』デザイン変更について

どうも。はらもじゃぱん編集長のまいけるです。

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ファミリーマートさんにはらもじゃぱんを代表してお願いがあります。

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デザインを元に戻してください。

 

前段でコンビニスイーツのクオリティは非常に高いレベルにあり、特にこの『ぷにほっぺ』は洋菓子界の先頭に立って引っ張れるだけのクオリティがあると私は書きました。

最近のコンビニスイーツの発展は目覚ましく、ケーキ屋さんとの差はかなりのところまで埋まってきているように感じますが、やはり決定的に違うものがあります。それはイメージでしょう。

ケーキ屋さんと言えば、女の子の憧れの職業の一つでもあるわけで、長年子どもたちの将来の夢ランキングでトップを走り続けています。

参考:【小1女の子編】「大きくなったら○○になる!」イマドキの子の将来の夢は?

やはり「甘くて」「美味しくて」「ファンシーで」「高級で」「メルヘンで」「華やかで」、「とにかく女の子っぽい」世界がケーキ屋さんのイメージ。夢見る少女達にとっては憧れの対象になり得る要素満載の世界です。

ここがコンビニスイーツとケーキ屋さんの決定的違いかもしれません。

ケーキ屋さんになりたい女の子はいても、コンビニスイーツを売りたい女の子はあまりいないような気がします。

ま、言ってしまえば「コンビニスイーツを売る女の子」ってのは、コンビニ店員の女の子なのでね。うん。

そこがコンビニ業界の狙い所でもあるように思います。ケーキ屋さんではちょっと出せないようなものや豊富な品揃え、または手軽さを売りにしているわけです。

男の自分からすると、ケーキ屋さんは一人ではきらびやか過ぎてちょっと入りにくい。もちろん世界には男性のパティシエが本当にたくさんいることは良く知ってますが、赤のれんのかかった居酒屋とは違うので、どうしても女の花園みたいなイメージは拭えません。

でもコンビニのスイーツなら男の私でも手軽にひょいっと買えるわけですよ。ジャンルも実に豊富で童心をくすぐります。そんなコンビニスイーツのバラエティさであったり、手軽さであったり、「これは一体何だ?」とわくわくさせる謎のパッケージ商品がある。まさに「convenience」を体現した商品。それが『ぷにほっぺ。』のはずでは。

まず普通のケーキ屋さんではこのパッケージにはしないでしょうね。

ということで、

ファミリーマートさん。パッケージを再検討お願い致します。

味はこの通り美味いんだから。

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