またお会いしましたね。編集長のまいけるです。
5月21日(木)10時より、吉野家の新作丼、
『ベジ丼』『ベジ牛』『ベジカレー』
が全国の吉野家で発売されます!

<出典:吉野家ホームページ>
このベジ丼、吉野家のラインナップとしては、「肉」ではなく「野菜」をメインに取り扱った珍しい商品です。
11種類、半日分の野菜が食べられるということで、吉野家がヘルシー路線に大きな舵を切った商品といえるでしょう!
2chやネット等々では、「こんな野菜オンリーの丼ぶりなんか大丈夫なのか」といった声が見られました。 で、なんと僕の家の近くの吉野家で何故か先行販売していたので、食べてきました!今回は吉野家の新丼『ベジ丼』シリーズをレポしていきます!その実力やいかに!?
1.どれを注文すべきなのか
今回、メニュー表が刷新されていました。

メニュー表には、
ベジ丼 530円(税込) 421kcal
ベジ牛 650円(税込) 604kcal
ベジカレー650円(税込) 623kcal
の記載がありました。とてつもなくヘルシーですね。普通の牛丼と比較してみましょう。

並盛り 380円 669kcal
アタマの大盛り480円 752kcal
大盛り 550円 929kcal
特盛り 680円 1063kcal
はい。牛丼と比較すると、やはりカロリー面でかなり優位に立っていることがわかります。野菜もとれますし、ヘルシーであることは間違いありません。
参考までに、セブンイレブンの鮭おにぎりは1個172kcalです。
こう見ると、丼物が何だか異様にカロリーが高く感じますが、『のり弁当』でも食べようもんなら、756kcalに膨れ上がるわけです。
20代成人男性で、普通に生活している人で、1日の必要カロリー数は、
2642.5kcal
みたいです。平均的には1800〜2200kcalと言われていますが、年齢や体格等で変化します。
単純に2642.5÷3をすると、約880kcalですから、
うん。一食を500kcal以下に抑えられるとすると、何かダイエットには良さそうな気がするな。
問題は価格面です。
牛丼大盛り、特盛り級の金額(530円〜650円)を払わないと、『ベジ丼』を食べることはできません。
1日の昼飯代を“ワンコイン”で抑えようとすると、最低でも30円の超課金が発生します。月の出勤日数が、週休二日で22日間として、
22日×30円=月660円の超過です。年間では7920円の超過になります。
これは人それぞれということになりますが、 7920円で健康になれるなら、食べない手はないでしょう。
そこをケチる事で仮に病気になった場合、それにかかる医療費は何倍にもなってあなたに返ってきます。
え?くだらないことを考えてないで、早く食ってレポしろって?
わかりました!その前に、もう少し考えなければいけないことがあります。
野菜だけの丼とは、そもそも美味いのか?
これです。どう考えてもいいイメージがないんですよ。野菜だけの丼。全然美味そうじゃない。全然イケてない気がする。パワー感に欠ける。
確かに、僕は皆さんの代わりに新作を人柱として食べてみて、お伝えする責務があります。
しかし、同時に僕はサラリーマンです。そのサラリーマンとしてのアグレッシブな活動を支えるための昼飯、所謂サラ飯は死活問題となります。野菜だけの丼で、もしパワーが足りなくなったら、もしスタミナ切れを起こしたら、僕はサラリーマン失格でしょう。
健康を意識するあまり、仕事を全う出来ないとなると、本末転倒です。
よって、ダイエット中なのにカレーを選ばなきゃいけないということに対する言い訳でもなんでもなく、
ダイエット中の僕は『ベジカレー』を選択します。 今回は二人で来たので、もう一人の方には、『ベジ牛』を食べてもらいましょう!
2.外観
提供時間は普通の牛丼と比べて長いと言えるでしょう。11種類の野菜が入っていると銘打ってるわけですから、偏りが出て1種類入ってないとなると大変です。その選定に時間がかかるんでしょうか。少し待っていると、来ました。
それがこちら。
『ベジカレー』

『ベジ牛』

いやー、これは思った以上に美しい。。。
どっかのおしゃれなカフェで出てきそうな出で立ちをされてらっしゃる。
そして唐突な『ベジ牛』の牛感。
横に盛り付けました的な。「いや、ここ牛丼屋だからな!」と言わんばかりのぶった切り感満載のいつも通りのフォルムでございます。
近づいて見てみましょう。
美しいカレーと野菜のコンビネーションに、

美しい野菜と牛の唐突感。

とにかくお野菜が綺麗。ちょっと綺麗すぎるのがまた何ともな感じです。
確認できた野菜は、 インゲン、にんじん、たまねぎ、赤パプリカ、黄パプリカ、さつまいも、ニラ、ブロッコリー、オクラ、ヤングコーン
確かに11種類!!
3.実食
では、いただきまーす。


・・・ わりとうまい!!これはイケる!!

4.まとめ
わかったこと。
・お野菜のお味は、塩味とにんにくをメインにした謂わば中華丼風と言った感じ。
・味付けはかなり塩味と塩の辛味が効いていて見た目以上にパンチがあります。
・野菜自体も大変美味しく、甘味を感じられるものです。
・味付けにパンチが効いていることで、かなりボリューミーに仕上がっている。量も多い。
・器が黒の感じが個人的にとても好み。スペーンで食べやすい形状。
・スプーンで食べることをコンセプトにしていると思う。
・提供時間は遅めです。
問題点
・『ベジカレー』、『ベジ牛』共に、絶望的に「ベジ」と「カレー」、「ベジ」と「牛」が合わない。結局別々に食べるためのものと考えるほうが良い。
結論
・ベジ丼だけでも勝負できる!!
5.食べてみて
いやー、思った以上の出来でびっくりしました。
かなり野菜が美味しく食べられるのがうれしいです。うん。本当に美味かった。
これは吉野家の新境地丼と言えるでしょう!!
値段には目をつぶってください。
野菜って今とてつもなく高いですからね。
さっき言った言葉に一言付け加えましょう。
ワンコインランチで、年間7920円の超過で、健康になれて、しかも美味しいなら、これはアリです。
そう。これは美味い。
以上、吉野家の新作『ベジ丼』シリーズをお送りしました。
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