
またお会いしましたね。編集長のまいけるです。
1.駅弁を選ぶことの難しさ
駅弁。
空腹を手軽に満たし、旅の楽しみに彩を添えるもの。その土地土地独特のものがあり、地元の食材や料理を楽しめるのも魅力の一つです。定義も色々とあるようですが、結局は駅で買える弁当、それを今回は駅弁と定義しましょう。
Wikipediaによれば、
駅弁(えきべん)とは鉄道駅や列車内で販売されている鉄道旅客向け弁当のことで、明治18年(1885年)に栃木県の宇都宮駅で販売されたおにぎりが初例である。(Wikipedia)
駅弁を食べる瞬間はどんな瞬間でしょうか?電車に乗る前と考えれば、旅が始まる前か、終わる前と言えるかと思います。
旅とは、駅弁に始まり、駅弁に終わる。
そんな名言を言った人がいたとか、いないとか。 くたくたに疲れて帰るときに、駅弁を探して歩くのはしんどいです。しかし、腹は減っている。列車までにあまり時間もない。このまま列車に乗ってしまうと、あなたは列車の中で空腹に悩まされることでしょう。
歩くのもしんどい。時間もない。腹は減った。この3重苦。
だから、早いとこ駅弁を選んで買ってしまいたい。しかし、ここで問題が発生します。
どれが美味いのか、わからない。
知らない土地の駅で、駅弁を買う行為。実に勇気がいります。
旅における数ある食事。その中の貴重な1食。
しかも、それがその旅のフィナーレ食となると、あまり美味しくない弁当は選びたくない。
しかし、どれが美味しいのかわからないし、悩むには気力も時間もない。なのに、種類は多過ぎる。
これは大変な問題です。 北陸新幹線が開通し、金沢駅にいらっしゃる方も多いことでしょう。旅先で何が起こるかわかりません。
その瞬間が訪れたとき、前もってこれなら間違いないという駅弁、知っておきたくありませんか?今から準備をしておきませんか?
ということで、今回、金沢市民である私が、観光で来られる皆様に、「これならまず間違いはない」という駅弁をご紹介しちゃいます!
色々と地元の方から賛否両論ご意見はあるでしょうが、金沢市に住む人でこの弁当を知らない人はいません。
そんな有名な弁当が金沢駅にはあります。 それが、『芝寿し』です!!
2.とりあえず迷ったら『芝寿し』で間違いはない。

<出典:芝寿し|店舗詳細|金沢百番街>
芝寿し – 石川県 金沢市 – 食品・飲料 | Facebook 芝寿し 笹ちゃん (@shibazushipr) | Twitter
この『芝寿し』さんですが、金沢市内で食べたことのない人はいないと言えます。
その特筆すべきは、驚異の出現率。
何故かはよくわかりませんが、とにかく、地域の催し物とか、運動会とか、会議とか、セミナーとか、祝いの席のオードブルとか、イベントごとになるとだいたい『芝寿し』が出てきます。
また、時々お母さんやおばあちゃんが、『芝寿し』を買ってきます。
特に中でも『芝寿し』さんの「笹寿し」は本当に有名です。

<出典:笹寿し 芝寿し>
この笹寿しのフォルムは市民ならだいたい誰もが見たことがあります。 笹を開けると、こうなっています。

<出典:笹寿し 芝寿し>
メジャーなのは2種類。鮭と鯛。(サケとタイ) 鮭(サケ)の切り身にレモンと葉っぱ、そして酢飯。もう一つが鯛(タイ)の切り身に昆布と葉っぱ。昔から気になっていましたが、この葉っぱが一体何なのかはわかりません。
子供の間で人気なのは絶対的に鮭(サケ)。 大人の間では鯛(タイ)。
宴席では、子供がバンバン鮭(サケ)を食って、大人はそれを横目に「鯛(タイ)のほうだ美味いんだよなぁ」とかブツブツ言いながら、鯛(タイ)の方をバンバン食べるわけです。
酢飯が美味しく、パクパク食べれるのと、実に手軽で、軽食やおやつなんかにも良い。使い勝手が良すぎるため、金沢では絶大な人気を誇っています。 まぁ、だいたいどこ行っても出てくるため、金沢市民は飽きてる部分は少なからずあるんですが、あると食べちゃう。なんか定期的に食べたくなる。食べだすと美味しいから止まらなくなる。これが地元の味なんだなぁと思います。
3.金沢駅のどこに売っているのかご紹介します。
金沢駅には金沢百番街というショッピングモール(土産物街)があります。
金沢百番街は、このように「あんと」「くつろぎ館」「Rinto」の3つで構成されます。

<出典:フロアガイド|金沢百番街>
弁当、土産物が欲しい場合は、「あんと」に行ってください。 以下、あんとのフロアガイドです。

<出典:あんと|フロアガイド|金沢百番街>
芝寿しさんは、この地図の61番になります。もし見にくければ、こちらのリンクからご確認ください。
そこに行くと、このように目立つ店舗があります。

店舗情報をご紹介しておきます。
店舗情報 〒920-0858 金沢市木ノ新保町1-1(金沢駅あんと内) TEL.076-261-4844 営業時間 8:30~20:00 定休日 なし
4.本店に行ってみよう。
ということで、金沢駅の中の売り場はご紹介しました。 早速どのようなものを売っているのか、実際に買って食べてみましょう。今回は、金沢市保古町にあります、本店にやってまいりました!

<芝寿し本店>
店舗情報 〒921-8052 金沢市保古3-183-2 TEL.076-240-4567 営業時間 8:00~19:00 定休日 なし
今回買ってみたのは、 『月替弁当 華』(はなやか)

『五目わっぱ』

そして『笹寿し』の10個入り。

他にも色々な弁当が芝寿しさんにはあるのですが、今回はこの3つを一つ一つご紹介していきます!
5.月替弁当 華
まずは、中をご覧ください。

どうでしょうか?実に美しい!

このお弁当ですが、二月に一度、中のものが変わる月替弁当になっております。 この弁当のお品書きがこちら。
【お品書き】 ご飯 ・鯛のちらし寿し ・桜海老ごはん ・山菜ごはん ・豚塩カルビ巻き寿し 料理 ・玉子焼き ・揚げ鶏の甘辛あんかけ ・赤魚の柚餡焼き ・みょうがの酢漬け ・きゃらぶきの佃煮 ・煮物(南瓜、人参、スナップえんどう・蛸) ・ロールキャベツのホワイトソースかけ ・アスパラ春雨ベーコン炒め ・豆と根菜のマリネ ・揚げ茄子と粟麩の田楽味噌和え ・柏餅
その種類、驚異の15種類!! 寿司、和、洋、中が全て入っております。
これでお値段は、 1080円(税込) 味ですが、保証します。まず間違いはありませんし、いろんなものを食べられて大満足間違いなし。入っているメニューにハズレ(不味い)ものがないのも大きなポイント。
むしろ、いつも食べている芝寿しさんにこんな魅力的な弁当があるとは、知りませんでした。これは美味い!!
6.五目わっぱ
こちらはちらし寿司です。

近づいてみましょう。

いやー、こちらは何というか、美しいのはもちろんこと、実に美味そう。
食欲を刺激してくる素晴らしいフォルム。「駅弁と言えば、ちらし寿しだろう」と、適当に選んでみましたが、大正解。
豪華な見た目に感動です。 トッピングは以下のようになっております。
トッピング:焼穴子、ずわい蟹、うなぎ、酢蓮根、椎茸、海老、栗)他
なんというか、王道のど真ん中を行くトッピング。これに芝寿しさん自慢の美味しくて癖になる酢飯が入っているわけです。酢飯のゴマも嬉しい。 トッピングのお味もなかなかのもの。全て一つ一つ丁寧に調理されています。
これでお値段は、 702円(税込)
これは実に安い!そして美味い!おすすめです!
7.笹寿し
はい!お次は、定番中の定番!笹寿しの鮭(サケ)と鯛(タイ)!! このように、本物の笹に包まれています。
笹を開けますと、こんな感じ!押し寿司といったところでしょうか。笹のとてもいい香りがします。こうすることで、寿司の乾燥を防いでいるわけです。おかげでいつでも美味しく食べられます。

で、わかりますか?この謎の葉っぱ。ご飯の上のやつ。たぶん食べられます。 レモンの皮だけ捨ててください。これも昔から変わらない形ですね!レモンの皮と謎の葉っぱは、金沢あるあるです。 大人になってしまった僕は、完全に鯛(タイ)派です。 こうやって食べるわけです。手も汚れないので、手軽さが良いですね!

味はさきほど書きました通り、とにかく安定しています。 酢飯もネタもそれなりに美味しいんだよなぁ… なんか飽きない。
飽きないので、ぺろっと一人でも10個は楽勝です。 お子様なんかは、間違いなく大好きな味。ザ・金沢の味です。 県外の大学に入った金沢出身の学生さんが、一人暮らし中に、金沢から下宿先に様子を見にやって来る親が持ってくるお土産№1です。
こちら、鮭と鯛が5個づつ入った10個セットで、 お値段は、 1026円(税込) これも安い。一応お寿司ですからね。驚異の安さだと思います。 下手なお土産を買うくらいなら、これ買っといてください。まじでおススメです!!
8.まとめ
いかがだったでしょうか。金沢駅弁編。
色々と他に美味しい駅弁もあるかもしれません。
事実、美味しい食べ物も金沢なら沢山ありますし、時間があれば、駅ナカの回転寿司もいいでしょう。
金沢には美味しいものが溢れ返っています。
それを探すのも一興でしょう。
しかし、今回、とにかく僕が言いたかったことは一つだけです。
駅弁で悩んだら、とりあえず『芝寿し』にしましょう。間違いありません。
この私、はらもじゃぱん編集長のまいけるが保証致します。

皆様の金沢へのお越し、お待ちしております! それでは!
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