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めしばな編集長まいける~名古屋編・うなぎの名店『うな豊』至宝のうな丼。~

time 2015/07/23

めしばな編集長まいける~名古屋編『うな豊』~

Web

またお会いしましたね。編集長で金沢市民のまいけるです。

今回のめしばなは「名古屋編」と題し、名古屋旅行のときに出会ったお店を紹介致します。

1.名古屋の高級グルメ「鰻」

先日、名古屋にいる兄弟に会いに行ってきた。

名古屋の高級グルメと言えば、鰻(ウナギ)らしい。

北陸と言えば、ブリやアジやフクラギと言った青魚やカニが有名。

ウナギはどちらかと言えば、馴染みが少ない。土用の丑の日くらいは食べることはあるが、うなぎ屋が並ぶ名古屋はもの珍しいことこの上ない。

中でも『ひつまぶし』が有名らしいけど、食べ方もよく知らないし、要するにウナギのお茶漬けじゃないの?っていうことしか知らないレベル。

家でウナギを食べることはあっても、お店でうな重とかうな丼なんて、産まれて1、2回しか食べたことない。(※僕だけでしょうか?)

ウナギは確かに高い。外で食べようとすると、とてつもなく高くなるが、それは理解できる。

継ぎ足し継ぎ足しで作り上げられた名店の「タレ」の味とか、かまどで炊きあげらた輝く「白米」など、家庭では再現出来ないものを食べられるし、新鮮なウナギを卸す店であれば、「肝吸い」なども頂ける。ウナギの肝を売っているスーパーとか見たことがないので、これは鮮度が必要なのだと想像している。

色々なことを考えると、お店の採算が取れているのか、心配になるレベルである。

子供のころはウナギはあまり好きではなかった。身がバサバサぶよぶよしていて、小骨があって、皮が硬くて食べにくい。でも、大人になるにつれて、ウナギの良し悪しが何となくわかってくる。

数少ない経験値でわかったのは、産地と値段と鮮度で味が全く違うということ。それに比例して、身が「バサバサぶよぶよ」から「しっとりさっくり」になる。脂の入り具合が全く違う。

一度金沢市内の名店で食べた味は、今では忘れられない味だ。ウナギも、タレも、ご飯も、今まで食べたものとは全く別物。

そんな衝撃から10年は経つ。

そしてその衝撃の再開は、この名古屋旅行で突然訪れるのだ。

名古屋に住み着き始めて3年経つ兄弟の一言。

「ウナギの美味い店を発見した。それも観光客というよりは、地元の人から愛されている店だ。」

1杯700円のラーメンなら良いとして、相手は1杯2000円以上は軽くかかるウナギである。

高い高いウナギをどうせ食べるなら、観光客向けのお店で食べるより、地元で究極と言われる店で食べたいじゃないか!

地元民が日常的に食べていて、古くから愛されている名店は確かに存在する。旅行者にとって、そのような名店に行き着くのは至難の技だと思う。

やはり、地元の人に案内をしてもらうのが一番良い。今回は名古屋に住み着き始めた兄弟から、地元の人からここは美味しいと聞いたうなぎの名店をご紹介する。

2.名古屋市瑞穂区の『うな豊』さん。外観。

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<『うな豊』さん外観>

閑静な住宅街。そこに『うな豊』さんはひっそりとあった。

外観をご覧頂きたい。なんと渋い外観だろうか。年季の入った扉が実に良い。美味しくて人気のお店と聞いたので、派手な外観を勝手に想像していたが、全然違った。街並みに溶け込むようにひっそりと佇んでいる感じだった。

『うな豊』の看板と、「うなぎ昇り」と書いた縁起の良い貼り紙、そして手前の換気フードの所からモクモクと香ばしい匂いが漂ってきて、すぐに「ここはウナギの店なのだ」と直感する。

特に華やかなうなぎの写真や蝋のディスプレイ、絵なんかが飾ってあるわけではない。そういう商業的主張は全くされていない。少し古い建物だが、清潔に掃き清められた玄関。絶妙の高さに位置する濃紺ののれん。昔の日本の家屋は玄関に入る際に、お辞儀が自然に出来るように、玄関の鴨居の高さをあえて低くしていたという。

住宅マニアの僕にとって、そんな日本の精神性を感じられる建物に、テンションはだだ上がり。

食欲がそそられる建物だ。ここはあれだ。多分美味い店なんだと直感する。それがなんだか伝わってくる。

3.ウナギを焼くひたむきな三代目。

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のれんをくぐると、中は人で賑わっている。外観からは多分想像がつかない。

途端にウナギの香り高い匂いに包まれる。目の前にはせっせと気持ちよく働くお店の人たち。このお店の面白いところは、調理風景を見られるとこ。

大将の息子さんだと思われし方がウナギを焼いている。現在の大将は二代目で、この真面目そうな息子さんが三代目なのだという。三代目がひたむきに炭火と向き合いながら丁寧に焼き上げていく姿も印象的だった。とにかくひたむきに作業する人は、見ていても飽きない。

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裏返し裏返し、何度もひっくり返して、焼き色をつけていく。焼かれる前の状態のうなぎを見ることがあまりなかったので、とても面白い。

こちらが皮目。

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こちらが身の方。

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身の油がすごい。

4.大将のウナギの捌きが神業でした。

で、その横で大将がウナギを捌いている。

ウナギを捌いていた手際が余りにも美しかったので、ご紹介したい。

大将の横には、青色の入れ物にこれまた実に美しいウナギが。生きておる。

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頭の横っちょを釘で固定して、

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刃を入れて、

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そのまま、ぐぐぐーっと

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開いていく。

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この内側に見えてるのが肝です。これを丁寧に取り出し、

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ここから骨をくーっと外す。

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ここまであっという間でした。

職人ってすごい!

余りにも感動して、動画を撮っていたら、ピースで応えてくれた大将。なんちゅう優しいお方だろうか。

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大将素敵な笑顔の方で、この方の人柄がお店の雰囲気を作っていると感じた。

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6.『特上丼』を注文して食す。

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メニュー表はこんな感じでした。

かなりメニューは豊富で、個人的に思ったのは、色々な値段帯を揃えてくれているので、懐が寂しくても気軽に入れそうだということと、僕が想像していた以上に安い。

うな丼ってこんな安かったっけ?

『まぶし丼』がいわゆるひつまぶしみたいだ。どう見ても地元の常連さんなんかは、みんなこの『まぶし丼』を頼んでいた。

『白焼き』も美味そうだし、鰻の『酢の物』とか気になるものだらけ。

丼には『肝吸い』がデフォルトでついてくるあたりがうれしい。

今回は初めてなので、特上丼(多分)を頼むことにした。次回はぜひ『まぶし丼』を挑戦してみたい。

僕が座った座席の後ろは、小さいながら日本庭園が広がっていた。

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これまた清潔な感じに掃き清められていて、落ち着いた雰囲気のお庭だった。うーん。いいなぁ。

そして席の小物をチェックしていると、実に興味深いものを発見した。それがこちら「山椒」だ。

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この山椒、かなりいい香りで見た目も美しい。

実は僕は山椒もそれなりに苦手。市販の安い山椒って、きつい香りがするため、かけると全部山椒の味になって他の香りが殺されるような気がしていた。でも、どうやら苦手と思っていたのは、安い山椒の香りしか知らなかったからだと知らされる。

この山椒の香りは本当に優しい香りで、天然の芳香剤みたいなアロマ感がある。いつまでも嗅いでいたいいい香り。山椒ってこんないい香りがするんですね。知らなかった。

そんなこんなで庭に癒されながら、山椒と向き合っていたら、参りました。うな丼が。

それがこちら。

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ほぇーーーー・・・・すごい・・・

近づいて見てみましょう・・・(ごくり・・)

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わかりますかこの油の感じとタレの感じ。ウナギのタレってこんなに美しかったっけ?

今写真で見ても確かに伝わるこの美味そうなフォルム。

iPhoneの写真がすごいんじゃない。このうな丼がすごいだけなのだ!

肝吸いはこんな感じ。貴重。

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それでは、食べましょ。

箸で恐る恐るつかみ、食す。。。。

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・・・・

うめぇ。

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7.『うな豊』さんまとめ

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いやーー、本当に美味しかったです。

まずウナギですが、まさに「しっとりさっくり」。強烈な旨味のタレと、さっきまで生きていたやつをその場で捌いた鮮度抜群で油の乗ったウナギ。それを炭火焼で丹念に焼いているので、美味いに決まっています。

ピントずれちゃいましたが、

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このご飯もつやつやして、米が立っているとはまさにこのこと。甘みの強いお米でした。

で、肝吸いがこれまた美味い。全く臭みなどもなく、程よい苦味がある。でも嫌な苦味ではない。

そして漬物が最高。こういう漬物もこだわれるお店は素敵だと思います。本当にちゃんとした糠漬けのかなり美味しい漬物でした。

最後のお米の一粒まで昇天しながら食べられるうな丼でした。

この『うな豊』さんですが、実はホームページもあります。手作りっぽい素敵なホームページです。

炭焼きの店 うな豊

この素敵な大将ですが、Facebookもやってます。

www.facebook.com

ホームページには、『うな豊』さんのこだわりが書いてありました。抜粋してご紹介します。実は今回土用丑の日の前日にこの記事をアップしたのには、理由があります。少し語らせてください。

とりあえず、そのホームページに書かれていたことをご覧下さい。

「こだわりその1」

選りすぐった鰻を 素早くひらく。素早くひらく事で身(肉)に血がまわるのを防ぎます。これがきれいな焼き上がりにとっても大切!!

確かに『うな豊』さんのウナギの肉は、血が全然ついていない綺麗な白色でした。

「こだわりその2」

当店では全て注文をお受けしてから生から焼きます。忙しいから、注文が多いからと言ってあらかじめ素焼き(前もって少し火を通しておく状態)は、絶対にいたしません。素焼きは時間の短縮にはなりますが、味を落とすことは間違いないからです。先代から引き続き「夏の土用の丑の日」を休業しているのは、その為です。最も需要の多い真夏の日曜日の何倍もの需要が予想される「土用の丑の日」はこの素焼きを避けて通ること
は、不可能なのです。
これがうな豊の一番のこだわりです。

おわかりでしょうか。

恐らく1年の中でもウナギ屋さんにとってかき込み時であるはずの「夏の土用の丑の日」。

なんと、『うな豊』さんは休業日なのです!!

生で捌いた直後に焼いて提供する。これが一番美味しく食べられるというわけです。

沢山焼こうとすると、素焼きは避けられない。確かに沢山焼けばいいという考え方もありますが、『うな豊』はそれを選ばなかった。

味の質を守るため、昭和35年(1960年)に創業した先代は、土用の丑の日を休業とし、二代目もその教えを守り通して休業にしているというわけなのです。

素晴らしい!!「名古屋の至宝のうな丼」とは、まさに『うな豊』さんのうな丼ではないでしょうか。僕は猛烈に感動しました。

土用の丑の日は『うな豊』さんはたしかに休業ですが、

他の日はやってます。

土用の丑の日にウナギを食べられなくても、そんなに問題ないはずです。1日ずれても問題ないはずです。

そこで僕は提唱したい!

日をずらして『うな豊』さんでウナギを食べたらいいんじゃないかな?

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ということで、以下にお店の情報をまとめます!

ホームページより抜粋させて頂きます!

炭焼きの店 うな豊

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<出典:うな豊ホームページ

住所:名古屋市瑞穂区豊岡通 3-40

TEL:052(851)2632

営業時間:
火~土 AM11:00~PM 2:00
PM  5:00~PM 9:00
日・祝 AM11:00~PM 3:00
(ラストオーダーPM 2:30)
PM 4:30~PM 9:00

月曜定休
(祝日の時は振り替えで火曜日が休み)

駐車場は、「P」に 6台分とコインパーキングをご利用ください。
尚、コインパーキングをご利用のお客様は、御精算の際お申し出ください。
1000円以上ご飲食のお客様一組につき「100円」をお渡しいたします。

※順番待ちをしていただいたお客様は「200円」をお渡しいたします。

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<出典:うな豊ホームページ

以上!素敵な大将にみんなで会いに行こう!めしばな名古屋編でした!

※『うな豊』様に許可を頂き、店内写真を掲載しております。

※『うな豊』大将様、ありがとうございました。 

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