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めしばな編集長まいける〜闘争の金沢カレー 第5章・ゴーゴーカレー〜

time 2015/05/11

Web

※リアリティを再現するため、一人称を「俺」でお送りします。
※フィクションと虚構で構成された人間ドラマをお楽しみください。
※前回記事はこちらからどうぞ。
序章 ・出会い
第2章・金沢カレー五人衆の絆
第3章・チャンカレの謎と闇
第4章・チャンピオンカレー

めしばな編集長まいける

〜闘争の金沢カレー 第5章・ゴーゴーカレー〜

ゴーゴーカレーの分類分けは難しい。

派生はインデアンカレーで修行をした人が、東京の新宿店に店を出店したことから始まっている。新宿店は大変好評で、そこから「金沢カレーブームの火付け役」と自ら名乗り、逆輸入という形で金沢市内にゴーゴーカレーの店を出店したことで、金沢人に広まっていった。出店は最近であり、他の店と比較すると、歴史は浅い。

そのため、金沢人には馴染みが薄く、年長者の中には「金沢カレーを勝手に名乗る得体の知れない店だ」と考える人も確かに存在する。

「だって新宿が一号店なんだろ」

と嫌えんする人たちは言う。

金沢人の中でも、年長者は食べたことが無い人が多いゴーゴーカレー。しかし、「全国的知名度は一番高い金沢カレーの店」というのは間違いない。

そんなイメージを払拭しようとするためにも、日々ゴーゴーカレーさんは頑張っている。ちょっと過剰なほどの宣伝を行っている。地元貢献もしている。しかし、いかんせんまだまだな感はある。

僕の中でも、ゴーゴーカレーの位置付けは、特殊な分類に位置付けされている。味付けや店舗展開や歴史の面で、完全に独自路線を走っている感じがある。

味のカテゴリで言えば、それは謂わばラーメン界の天下一品と同じである。

ある偉い人は言った。「テンイチは“ラーメン”ではない。“テンイチ”であると。」

同じである。ゴーゴーカレーは金沢カレーではないのかもしれない。“ゴーゴーカレー”なのだ。

ゴーゴーカレーはこうだ!という姿勢、そして徹底的なブランディング。他にない独自色が強い味。そして時々無性に食べたくなる妙な中毒症状。全てあの“テンイチ”と同じである。

このお話は、序章の出会いで出てきたゴーゴーカレー弁当漬けの日々の後日談である。

www.hrm-japan.net

1.五月病

あの時の俺は完全に5月病だった。新卒の営業マンとしてブラックな業界でパワフルに働き続けていた俺。

5月の連休?何それ?美味しいの?

といった勢いで、五月の連休も毎日毎日どこかしらの展示会に駆り出される。あれ?俺休んでなくね?

連休明けからまた仕事。仕事&仕事。

そう。俺は5月病にいとも簡単になった。連休を休んでもいないのに。

そして、俺は中毒症状に悩んでいた。

連休の展示会で毎日のようにゴーゴーカレー弁当。

何かはわからないけど、黄色の袋に毎日毎日真っ黒なカレーが入って届けられる。新卒の俺氏、自分で弁当を選べるはずもなく、誰が選ぶのかは知らないが、何故か毎日ゴーゴーカレー。

店に行ったこともないので、なんのカレーかはわからない。

3日目から、夢にあの強烈なスパイスのお化けと、トンカツのお化けが出てくるようになった。それに対峙する俺。手にはスプーンではなく金沢カレー専用のフォークだ。俺の胃袋に流れていけ化け物め!
嫌になっていたのかというと、そうではない。
むしろ、毎回このカレーを食べなきゃいけない気がしてくる。
それが連休が終わり、普通の業務に戻る日。当然そのカレー弁当の供給がストップされる。
次の日に胃袋に優しい蕎麦を食べる。
刹那訪れる焦燥感。不安感。絶望感。満たされない思い。
こ、これは、、中毒症状…!? 
初めてゴーゴーカレーを食べて衝撃を受けてからかれこれ1ヶ月が経とうとしていた。あのときの衝撃と、押し寄せる五月病の波に俺はうなされた。
くう…仕事に集中が出来なくなっている。あれだけ抵抗があったカレーの弁当があんなに美味いなんて、そんなの聞いてないぜ!3日続いて嫌になるかと思いきや、日に日に俺の舌には確実にゴーゴーカレーの味が染み付きつつある。
急にそのカレーを断たれた俺は、くたびれていた。絶賛5月病の到来である。
全身を強く襲う倦怠感。そして将来への絶望。顔色は優れず、夜も眠れず、営業活動も上手くいかない。いつまで俺はこのブラックな仕事を続けていくのか…
同時に高まるカレーへの嘱望、期待。俺はあのカレーを食べれば、あのときの輝きを取り戻せるかもしれない…
そんなとき、声をかけてくれたのは、俺の先輩だった。
見事な禿げ上がり頭に、丸メガネ、そして野生のゴリラを彷彿とさせる見事なゴリラ顔と、でっぷりと出張った腹周り。
通称、“はげごりら先輩”とする。
はげごりら先輩「どうしたんだまいける。やけにくたびれてるじゃないか。飯でも行こう。」
このはげごりら先輩。やけにクセの強いおっさんである。
熱血漢なのだが、失敗が多く、ツッコミどころも非常に多い。部長から叱責ばから受けている。何故かいつも汗をかいていて、ホカホカしている。鼻息がとても荒く、しゅこしゅこいっている。だが持ち物はやたらオシャレで可愛らしいものが多い。
だからパッと見モテてしまう。“男らしく可愛いセンスのはげごりらさん”と。
 
しかし、実に変わった人である。
アンニュイな表情で、何を考えているのか良くわからないので、会話にならない。
ある日、合コンの幹事を名乗り出るも、何故か会場にもつ鍋屋を選定し、女子達から大ブーイングを受けたという伝説を持つ。それもお構いなしにニンニクのすりおろしを大量投入してしまう。その日参加した女子のLINEは荒れたらしい。
“あのモツ夫最悪…”と。
だが、断言しよう。多分この先輩はいいやつなのだ。
青い顔をした俺を車に乗せて、先輩はいつも通り鼻息荒く走る。今日は鼻歌混じりである。機嫌の悪いときは、クラクション鳴らしまくって暴走する。怖い。実に怖い。
そして、先輩の近くは体感温度が高くなるため、とにかく車内は熱い。
それでいて香料が好きなはげごりら先輩の車には、いつも変わった匂いの香料が置いてある。
向かう先は、黄色看板のあの建物。
そこに見えたのは、
はげごりら先輩と似た風貌の看板だった。

いや、良く見ると、このごりらはハゲてねえな。先輩と違ってけっこうイケメンだし。

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<出典:ゴーゴーカレーFacebookより>

2.遭遇

はげごりら先輩「ついたぞ。ここがゴーゴーカレーの金沢本店だぞ。」
俺の心の声 “ほう、これがゴーゴーカレーか。”
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はげごりら先輩「入り口から派手ななりをしてやがるな。俺はこれを見るとテンションが上がるんだ。ゴーゴーってな!わっはっはっは!!」
俺の心の声 “こいつは一体何を言ってるんだ”
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はげごりら先輩「こいつを食べないと、1日が始まらないねぃ!!俺は毎日でもゴーゴーカレーを食えるぜ!せいやー!」
俺の心の声 “うるせえなぁ…せいやー!じゃないよまったく…”
ここで俺氏、あることに気づく。
あんたか!毎日毎日ゴーゴーカレー弁当選んでたのは!!
入り口からまたまた襲ってくる券売機の化け物。5月病の俺にとって、なんでもかんでも化け物に見えてくる。
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俺の心の声 “ヘルシークラス、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスだと!?”
まんま飛行機の座席じゃないか!
飛行機とカレーがどう関係あるのかはわからない。が、ヘルシークラスだけは飛行機と関係なさそうだな。
しかし、ここは普通でいい。貧乏暇無し金無し。今の俺には、どうせエコノミーしか乗れないのさ。
所詮俺はエコノミークラスの人生。
ん?今はゴーゴータイムだと?
なんでも、OPENからPM5:55までは、100円引きになるらしい。
はげごりら先輩「ん?おまえエコノミーでいいのか?今日は俺のおごりなのに。俺は今日は豪勢にメジャーカレーのファーストだ!」
俺の心の声 “しまった。今日はおごりなのか。”
くっ…やっちまった…今日はおごりなら、もうちょっといいやつにすれば良かった…
目の前には奇妙な看板。
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ゴーゴーデーだと?
何やらトッピングサービス券がもらえるようであるな。
はげごりら先輩「おい。これを見ろ。すごいだろう。」
見せてもらったのは、トッピング無料券の山である。
はげごりら先輩「はっはっはー!これさえあれば、いつでもトッピング出来るぜ!」
俺の心の声 “それって、使わないと意味なくねぇか?”
カルゲン米ってなんだ?
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色々あれこれ考えていると、到着するカレーの化け物。
弁当しか食ったことのない俺にとって、店で食べるカレーは初めてである。その全容が遂に明らかになる!
ドン!
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“む、むう…!!こいつは!?”
“いいナリをしてやがるぜ。じ、実に美味そう…”
そう。これが問題のルーである。
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く、黒い…
“このルーがあの中毒症状を引き起こした問題のやつか。麻薬だと思ったときもあったが、いや違う。これは何かまた秘密があるに違いない。5月病の打開にはこいつを食すしかない。”
いざ。
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う、うめえぇ…
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美味いじゃないか…
大正義大勝利!
これぞエコノミーの逆襲だ!
“こ、これは…”
“55の工程を5時間かけてじっくり煮込んだ特製オリジナル・ルー!それを55時間寝かし旨みを熟成させる!それがクセになる理由の一つ!5に妙にこだわりのあるこのゴーゴーカレー!エコノミーと過小評価されてるが、これがゴーゴーカレーの実力!
“これが金沢カレーブームの火付け役の実力!並み居る金沢カレーの中でも一際独自路線を突っ走り、東京から金沢に乗り込んできた猛者。金沢民に馴染みがないと言われ続けてはいるが、なんだんかんだで出店数も増やしている。金沢愛も強い。これぞエコノミーの逆襲、いや、ゴーゴーカレーの逆襲じゃないかぁ!!”<参考:ゴーゴーカレー>
心はゴーゴーである。
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ゴーゴーになった後は、キャベツでさっぱりとね。

3.感謝

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<出典:ゴーゴーカレーホームページ

俺は五月病にかかっていたが、あのときの勢いを取り戻すべく、ロースカツカレーエコノミークラスで劇的な逆襲&大勝利を収めた。
エコノミーなど問題にならないほどのボリューム感とスパイス感。
ここのカレーはカレーではないゴーゴーカレーなのだ。
特筆すべきは、その包容力とパワフルさ。まさにゴーゴーカレーの名に相応しい元気をもらえるカレー
この日を境に俺は五月病を見事に脱出し、逆襲の6月へと繋げていくことになる。
ゴーゴーカレーがある限り、俺が病むことはもうないのだ。
俺はゴーゴーカレーと共に元気に歩んでいく。
元気をくれたはげごりら先輩に感謝。
そして大勝利を与えてくれたゴーゴーカレーに感謝。ありがとう。
ホームページ:金沢カレーブームの火付け役!ゴーゴーカレー
今回行ったお店はこちら。
※店名:ゴーゴーカレー金沢本店
※住所:石川県金沢市田上さくら2丁目108番地
※営業時間:AM10:55~PM10:55
※定休日:無休
※店外写真、券売機写真は太っ腹なゴーゴーカレーさんに許可を頂き、撮影しております。

ゴーゴーカレー レトルトルー(2食入)

ゴーゴーカレー レトルトルー(2食入)

くせになる味 ゴーゴーカレー 1人前155g 2袋入り

くせになる味 ゴーゴーカレー 1人前155g 2袋入り

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